MadaraoForestTrails50km

Madarao Forest Trails 50km レースレポート

期日 2017年10月1日(日)
スタート時刻 AM6:30  
距離 50km
記録 4時間28分43秒     
結果 6位

<使用ギア> 
ウェア: S-LAB SENSE TANK
S-LAB SENSE SHORT
ソックス:RX S-LAB
シューズ:S-SAB SENSE6
インソール:superfeetカスタムブラック
ベルト:AGILE BELT
S-LAB MODULAR BELT
ニューハレ:ニーダッシュ(膝)、Vテープ(腰)
ジェル:SHOTZエナジージェル30分ごとに1本(合計9本)
ゴール後 1本(ワイルドベリー)
給水:エレクトロライトショッツ(水250mlに対して1本)


<レースプラン>
毎年出場しているこのレース。5年前に準優勝して以来、9位、5位、3位、9位と優勝を狙いながら先頭集団でレースを展開するも、後半失速してしまう展開が続いていた。
そこで、今年は前半のペースを抑えて、後半ペースを上げてゴールまで元気に走り切る展開を目指すことにした。

〈レース展開〉
朝6:30、50kmに出場する選手たちが一斉にスタート。予想通り、昨年優勝の選手を筆頭に数人が引っ張られる形で、ハイペースでレースが展開してゆく。自分は無理に先頭集団につくことはせず、先頭集団とは少し距離を置いて10位前後で走った。

第1エイド(約10km地点)を補給なしで通過。斑尾山へ向かう林道で痛恨のミスコース。スタッフが立っていたので、真っ直ぐ進んだが、見慣れない景色に…。おかしいとも思い、引き返してスタッフに「こっち!?」と声をかける。「す、すみません…」とスタッフ。慣れた道とはいえ、レースで集中していると、こういう事が起こる。分かりにくい分岐だからスタッフが配置されているはずなので、しっかり誘導してほしい。多分およそ1分くらいのロス。後ろから来ていた中野選手に先行され、見えていた前方の選手は視界から消える…。

ここで無理してペースアップして後半苦しくなっては元も子もないので、中野選手に追いついたところで、並走していくことにした。

そのまま第2エイド(約20km地点)も補給なしで過ぎると、斑尾山の登山道へ。ここも自分のペースを貫く。中野選手より先行し、1人になっていた。ミスコースが響いたのか、先行する選手は全く見えない。大明神岳まで来ると、妙高山黒姫山野尻湖を一望できる素晴らしい景色が広がっていた。

そのままの順位で斑尾山山頂を経て、下り坂へ。この区間で先行する選手との差を詰めたいと考えていた。しかしながら、前を走る選手の姿が全く見えないまま、第3エイドに到着。腕時計を見ると1時間58分台。悪いタイムではないことを確認。前の集団が速いのだ。諦めずに前を追う気持ちを持ち直す。

第3エイドでボトルに水を補給。エレクトロライトショッツを一本投入。ここから沼ノ原湿原まで下ると今度は一転して、袴岳への登り坂が始まる。前半頑張り過ぎると、ここから脚が止まってしまう。今回は少し余裕を持って走る事ができた。歩く事なく、袴岳山頂を通過。ここまででおよそ30km。

そこからは下り坂。この下りからできればペースアップしたいと考えていたが、まだこの先に毛無山が控えている。飛ばし過ぎは禁物だ。

淡々と走り、第4エイドへ。ここではボトルに水を補給し、エレクトロライトショッツを一本投入。そして、前の選手とおよそ5分差と知らされる。さらに一人旅は続く。

第2関門を経て、毛無山へ。レースも後半。ここまでの疲れが出てくるが、ここを走り切れるか歩いてしまうかが結果を大きく左右する。前半体力を温存した甲斐あって、今年は山頂まで走り切ることができた。ここから残り約10km。持てる力を出し切るように下り坂でペースアップ。ここでようやく先行していた選手を1人捉えることができた。
その後、希望湖の第5エイドでスポーツドリンクを飲み、最後の区間へ。希望湖から斑尾街までは、登り坂。最後の力を振り絞って、前を追う。しかしながら、前の選手の背中を見ることなく、そのままの順位でフィニッシュ。総合6位だった。

<考察>
今回のタイム、4時間28分43秒は決して悪くないタイムだ。コースの特徴で、ずっと速いペースで走り続けていた感覚がある。しかしながら、今回は上位選手のタイムが速く、大会記録も生まれた。

今後、優勝を狙うのであれば、単純にフルマラソンを速く走れるような走力が必要になってくると思う。また、今回は前半の差が大きく、後半の追い上げでその差を詰めることができなかった。ミスコースの影響もあったが、最低でも前が見える位置でレースを進めないと勝機はないと感じた。

<リザルト>


<Ambit3VERTICALのデータ>
(4時間28分43秒で6位)

レース全体にわたって同じくらいの心拍数で推移している。また、最後にペースアップすることができている。ここ数年前半のペースが速かったことが原因とみられる失速を経験していたので、今年はレース全般を通して同じくらいの心拍数で走ることができているのがわかる。しかしながら、6位という結果を見れば、全体的にもう少し高い心拍数で走れるようにコンディションを調整する必要があると感じた。


参考 2015年のデータ(4時間31分29秒で3位)