2018MadaraoForestTrails50Kレースレポート

Madarao Forest Trails 50km レースレポート

期日 2018年10月14日(日)
スタート時刻 AM6:30  
距離 50km
記録 4時間21分44秒     
結果 準優勝

<使用ギア> 
ウェア: S-LAB SENSE TEE
S-LAB SENSE SHORT
ソックス:SENSE SUPPORT
シューズ:S-SAB SENSE7
インソール:superfeetカスタムブラック
ベルト: S-LAB MODULAR BELT
ニューハレ:ニーダッシュ(膝)、Vテープ(腰)
ジェル:SHOTZエナジージェル30分ごとに1本(合計9本)
ゴール後 1本(ワイルドベリー)
給水:エレクトロライトショッツ(水250mlに対して1本)

<レースプラン>
毎年出場しているこのレース。今年は昨年と同様に前半のペースを抑えて、後半ペースを上げてゴールまで元気に走り切る展開を目指すことにした。昨年は先頭集団を追いきれず、6位に滑り込むのが精一杯だったが、今年はここ数年で一番練習を積むことができた。自分が一番早く走れるペースを見つけ、数年前に準優勝した時の自己ベスト記録の更新を目標にスタートした。

【レース展開】<レース前半>
朝6:30、50kmに出場する選手たちが一斉にスタート。予想通り、2連覇中の西村選手を中心に、ハイペースでレースが展開してゆく。自分は無理に先頭集団につくことはせず、先頭集団とは少し距離をおいて6位前後で走った。上り坂で距離が空き、下り坂で追いつく展開。

第1エイド(約10km地点)を補給なしで通過。先頭との差はさほどない。林道をしばらく走ったところで、先頭集団に追い付く。この時点で先頭集団は6人ほど。林道が登り坂になると、徐々に先頭集団との差が開き始める。無理して先頭集団につくことはせず、自分のペースを守る。集団から少し距離を置いた4番手で第2エイドへ。
気温が低かったため、水分をあまり消費していなかったので、第2エイド(約20km地点)も補給なしで通過し、斑尾山の登山道へ。先行する選手はだんだんと見えなくなていった。前半の山場ではあるが、ここでも自分のペースを貫く。大明神岳まで来ると、妙高山黒姫山野尻湖を一望できる素晴らしい景色が広がっていた。
そのままの順位で斑尾山山頂を経て、下り坂へ。相変わらず前を走る選手の姿は見えないが、第3エイドに到着。腕時計を見ると1時間55分台。去年や一昨年は1時間57〜58分台だったので、全く悪いタイムではないことを確認した。ここでボトルに水を補給。

<レース後半>
第3エイド以降は、ショートコースの選手と同じコースを走るので、ショート選手の後ろから近づき、道を譲っていただく形になる。そこで、ショートコースの選手と言葉を交わすと、元気がもらえた。
沼の原湿原を過ぎると、このコース2つ目の山、袴岳への登りが始まる。前半で力を使いすぎると、ここからの区間で足どりが鈍るが、今年は自分のペースを守って走ったおかげで、ペースダウンすることなく、自分のリズムで走ることができた。

袴岳を経て、第4エイド(赤池)までの林道も、快調に走ることができた。しかしながら、前の選手の姿は見えない。
第4エイドに到着したが、まだソフトフラスクに水が残っていたので、スルー。しばらく走って、約35kmあたりの地点で、ようやく前を走っていた選手の姿を発見した。生命の森あたりで先行し、順位を一つ上げることができた。
第2関門を3時間16分台で通過。いつもは3時間20分以上かかっているので、ここまでいいペースで走れている。そして、コース3つ目の山、毛無山へ。
レースも後半。ここまでの疲れが出てくるが、ここを走り切れるか歩いてしまうかが結果を大きく左右する。今年は、ここまで自分のペースを守ってきた甲斐あって、山頂まで走り切ることができた。ここから残り約10km。持てる力を出し切るように下り坂でペースアップ。コース誘導の方に「2番手。トップとはだいぶ開いている」と知らされる。3番手だと思っていたので、何かの間違いではないかと思う。
その後、希望湖の第5エイドに到着。ここでも2番手だと言われる。服部選手に何があったのだろう?と思いながら、水500mlとエレクトロライトショッツ1袋をソフトフラスクに補給し、最後の区間へ。
希望湖から斑尾街までは、登り坂。最後の力を振り絞って、前を追う。しかしながら、西村選手の背中を見ることなく、そのままフィニッシュ。先頭は捉えられなかったが、準優勝することができた。

<考察>
今年は、毎週末、高社山を登るトレーニングを継続して行ってきた。その結果、登り下りのトレイルを走るための足づくりができたのではないかと思う。また、長時間走るためのトレーニングにもなったと感じている。優勝するためには、このパターンのトレーニングを継続しつつ、長距離レースに積極的に出場して、山を速く走るための走力を高めて行くことが必要ではないかと感じた。


<シューズ>
 シューズはコースに合わせて軽量性、走破性を重視して、S-LAB SENSE7を選択。足さばきに素直に反応してくれた。また、スピードを上げて走りやすく、このシューズを選んで正解だった。