2006〜2007シーズンを振り返って
- 成績
- 市町村対抗駅伝
- カチューシャマラソン (10km) 3位
- ほたる駅伝 (1区5km) 12位
- 飯山市ロードレース (10km) 1位
- 小布施見にマラソン (ハーフ) 6位
- 大町ロードレース (10マイル)
- 高社山一周駅伝
- 伊那ロード (10マイル)
- 諏訪湖ハーフマラソン (ハーフ) ☆自己ベスト
- 長野県縦断駅伝 (11区10km) 区間3位
- 長野県スキー選手権リレー (4走10kmフリー)1位
- 黒姫高原スキー大会 (10kmフリー)2位
- 野沢カップ(スキーアーチェリーインディビデュアル)2位
- 全日本スキー選手権リレー (4走フリー)5位
- スキーアーチェリー世界選手権
- スプリント 3位
- パーシュート 1位
- マススタート 7位
- インディビデュアル 3位
- 全日本アーチェリーバイアスロン選手権 1位
今シーズンは狙っていたとおりの成績を残すことができ、大変うれしく思っている。
シーズンを振り返っての反省と今後の課題を整理してみたい。
- 環境の変化
春から駒ヶ根市に勤務地が変わり、スキーをするには決してよいとはいえない練習環境となった。
また、去年まではいつでもアーチェリーができる環境にあったが、今年はそうはいかなかった。
【スキー】
夏季シーズンは駅伝に取り組んだ。
上伊那は長野県縦断駅伝で毎年優勝争いをする強豪である。
上伊那チームに入れてもらい、今までに無いぐらいランニングをした。
その結果10kmでは自己ベストの33分50秒を出すことができた。
さらに、難しいと思っていた上伊那チームの選手になり、長野県縦断駅伝を走ることができた。
スキーシーズンに入ってからは飯山市スキークラブとして長野県選手権、全日本選手権のリレーに出場。
これがいい刺激になった。
強い先輩方や仲間たちの足を引っ張らないように必死で練習した。
これが走力アップにつながったと思う。
【アーチェリー】
アーチェリーは駒ヶ根市のアーチェリー協会に入れていただき、週1回1時間ぐらいの練習を積んだ。
夏には駒ヶ根市のアーチェリー大会にも出場した。
秋には木島平インドア大会に出場。
しかしながら3射すれば1射外れるような悪い内容だった。
【コンビネーション】
1月末の野沢カップに出場させていただき、これもいい刺激となった。
スキーの調子がよくなってきていることは分かったが、アーチェリーがよくなかった。
16射でヒットが4。
世界選手権まで残り1ヶ月。アーチェリーの特訓をしなくてはならないことが良く分かった。
2月には毎週のように上田に通った。
スキーとのコンビネーションは十分にできなかったが、ランニングで心拍数を上げておいて射つ練習で、徐々にアーチェリーの調子が上がって来た。
【世界選手権】
世界選手権ではアーチェリーの的中率が安定し、スプリント3位、パーシュート1位、マススタート7位、インディビデュアル3位という好成績を残すことができた。
去年のワールドカップでは見た目には3ペナルティーだったし、自分自身でもヒットしている感覚は無かった。2位にはなったがすっきりしない感じが残っていた。
しかしながら今年はヒットしたかどうかが明確だったので気持ちよく競技することができた。
優勝を狙っていたが、自分でも信じられないぐらいの好成績に驚いている。
振り返ってみると思い出されるのはうまくいかなかった経験ばかり。
自分で立てた目標を達成した経験などほとんど無い。
私の中では目標とは達成されないことが普通のことになりつつあった。
昨シーズン、今シーズンは思うように行き過ぎて怖いくらいだ。
□来シーズンの目標
個人として世界一は達成してしまったので、次は結果ではなく、レース内容に目標を置いてみようと思う。
それはズバリ全射的中させて滑り抜く完全試合だ。
これができればおのずと結果はついて来るだろう。
また日本チームとして、ワンツーフィニッシュをしたい。
いや、表彰台独占をしてみたい。
リレー競技を開催するようにFITAに強く要請し、そこで優勝したい。
≪そのために≫
来シーズンのトレーニングは今シーズンと同じように行う予定だ。
夏には長野県縦断駅伝を目指してトレーニングしたり、ロードレースに出たりする。
冬には全日本選手権リレー優勝を視野に入れてトレーニングする。
要所要所に目標があるとトレーニングの質がグッと上がる。
課題はやはりアーチェリーである。
週1回のトレーニングは継続し、上田に行く回数を増やしたい。
弓やゴムを引く回数を増やし、安定感を増していきたい。
また、仲間達とコミュニケーションを取り合い、大会参加や慰労会などにより士気の向上をはかっていきたい。