なんとも言えない

urakov2006-12-16


ご存知の方が多いと思いますが、ノロウィルス?の集団感染で松川中が全中駅伝を途中棄権せざるを得なくなってしまいました。

わたしも非常に楽しみにしていただけに、残念でなりません。


目標としていた大会に挑戦すらできないことは選手にとって何よりもつらいことです。



わたしの経験

高校2年の冬。

県大会の会場に移動する前の日の練習。

下り坂の、降ったばかりでやわらかい雪にスキーを取られて転倒。

その際に右膝をひねりました。

ブチっという音とともにいやな感覚がありました。

スノーモービルで運ばれて病院へ。


内側靭帯損傷―。


泣くしかなかったのを覚えています。

一年間、この日のために必死でトレーニングをしてきました。

その結果が分からないまま終わることが、悔しくて悔しくて仕方ありませんでした。


その日のうちに顧問の先生が電話をくださったことを覚えています。


「今は何も考えなくていいからゆっくり休め。」


という言葉が忘れられません。


それから

県大会の結果や写真を新聞で見ながら鳥肌を立てていました。

本当ならその場で自分が滑っていたことを考えると、なんとも言えない気持ちになりました。

大会で好成績を収める先輩や同級生達。

羨ましかった。

このままでは終われない。


今思うこと


これをプラス思考で考えるとするならば、順調に行かなかったから今の自分があるのかもしれません。

目標を達成する満足感を味わいたくて競技を続けているように思います。



悔しい経験をたくさんしたから今があるというのはそういうことではないでしょうか。



話を戻して

松川中のみなさん。

今はゆっくり休んでください。