全日本スノーシューインググランプリ最終戦草津大会
展開
今回のコースは往復型のコース。
往路が登り、復路が下り。
スタートしてまもなく、トオル君が飛び出す。予想通りの展開。
きっと飛ばしてるつもりは無いのだろうけど、速い。
ついていく気も無いのだが、やはり全体のペースが上がる。
1.2戦は15kmだったが第3戦の今回は10km。
そのこともペースアップに拍車をかける。
私は3番手でレースを進めた。
1kmも行かないうちにクロカンスキーコースからシングルトラックへと入ってゆく。
2位の選手に離されないようについていくのがやっと。
心拍数は180オーバー。
コースが短いだけに勝負どころを思い描きつつ、レースを進める。
トオル君はもう見えない。
4kmあたりのタイムチェックで2分差だそう。
しばらくするとトオル君とすれ違う。
もうじき折り返しのような気がする。
ここからが長く感じる。
下りで前に出たかったので、折り返しの前に余力を使い、少しリードをいただく。
折り返してからは滑り落ちるように下るのみ。
ここは面白かった。
バンク付きのカーブなんてもう最高。
雄叫びあげたくなっちゃうくらい。あげればよかった。
あと2〜3kmぐらいのところで既にトオル君とは5分差。
どんだけ速いんだ・・・。
下りといってもある程度テクニックは必要なはず。
そこで離されるってことはかなり速いしうまい。
結局1位のトオル君と約6分差の2位でゴール。
1時間ちょいだから単純にハーフマラソン走ったと思えばそれぐらいの差はつきますよね。
テクニックあっての話ですけど。トオル君、末恐ろしや。
とはいえ2位は狙い通りの順位。
正直に嬉しい。