全日本スノーシューインググランプリ最終戦草津大会

urakov2009-03-16












展開


今回のコースは往復型のコース。
往路が登り、復路が下り。

スタートしてまもなく、トオル君が飛び出す。予想通りの展開。
きっと飛ばしてるつもりは無いのだろうけど、速い。
ついていく気も無いのだが、やはり全体のペースが上がる。


1.2戦は15kmだったが第3戦の今回は10km。
そのこともペースアップに拍車をかける。

私は3番手でレースを進めた。
1kmも行かないうちにクロカンスキーコースからシングルトラックへと入ってゆく。
2位の選手に離されないようについていくのがやっと。
心拍数は180オーバー。
コースが短いだけに勝負どころを思い描きつつ、レースを進める。

トオル君はもう見えない。
4kmあたりのタイムチェックで2分差だそう。
しばらくするとトオル君とすれ違う。
もうじき折り返しのような気がする。
ここからが長く感じる。

下りで前に出たかったので、折り返しの前に余力を使い、少しリードをいただく。
折り返してからは滑り落ちるように下るのみ。
ここは面白かった。
バンク付きのカーブなんてもう最高。
雄叫びあげたくなっちゃうくらい。あげればよかった。
あと2〜3kmぐらいのところで既にトオル君とは5分差。
どんだけ速いんだ・・・。
下りといってもある程度テクニックは必要なはず。
そこで離されるってことはかなり速いしうまい。

結局1位のトオル君と約6分差の2位でゴール。
1時間ちょいだから単純にハーフマラソン走ったと思えばそれぐらいの差はつきますよね。
テクニックあっての話ですけど。トオル君、末恐ろしや。


とはいえ2位は狙い通りの順位。
正直に嬉しい。