たかやしろレポ〜肝心のレース〜

たかやしろトレイルランニングレース〜おらほ村にでてこらし〜レースレポート

日時 2011年6月5日
会場 長野県木島平村木島平スキー場
距離 約12km
スタート時気温 18℃
エントリー人数 350人
結果 総合2位

今回はインサイドアウトスキークラブの思いがつまった大事なレース。
私はクラブの代表として出走させていただきました。

<レース>
スタート前にはスタート地点から山頂がうっすらと見え始め、これから始まるレースに胸が高鳴る。
午前8時、スポーツハイムアルプ前のゲレンデを約350名の参加者が一斉にスタート!
今回はゲレンデ1枚分を最も速く登った者に送られるスプリント賞が新設され、このスプリント賞狙いの選手が飛び出す。
自分は12kmトータルで勝負したいのでスプリント賞は狙っていないが、飛び出した選手の中で、誰をマークしたらいいのか、誰もマークしなくていいのか。読めない。
スプリント賞のポイントを過ぎると、予想通りパラパラと選手が落ちてきた。
その中でも先行している2名はなかなか落ちてこない。
ゲレンデを終えて、頂上までのトレイルで捉えられればいいだろうと考えながらじわじわと差を詰めた。
ゲレンデの終盤でHろう選手にかわされる。現役のクロスカントリースキー選手だけあって、生きがいい。
Hろう選手を追いながら走っていると、前の2人を次々に捕らえる事ができた。
1人の選手とは山頂まで併走したが、Hろう選手との差は開く一方。
レース前にはトップで頂上に着かなくてもいいが、トップを射程圏内にして、下りに入りたいと思っていた。
ちょっと差が開きすぎたか。
頂上から西に稜線上をアップダウンしながら徐々に下ってゆく。

シングルトラックを駆け抜け、ワイヤーを飛び越え、もののけトレイルを駆け下りる。
仲間のタイムチェックではトップと約2分。次のポイントでもやっぱり「2分ぐらい。」
自分もいいペースで下っているはずだが、なかなかHろう選手を視界に捉えることができない…。
牧の入スキー場からのきつい上り返しも気合で乗り切り、最後のゲレンデ下りへ。
ゴールアーチは見えるものの、Hろう選手は見えず。
それでも「たかやしろ」のパワーを全身で感じながらその山肌を滑り降りるように駆け抜けてフィニッシュ!
結果総合2位。

結果的には上りでHろう選手にかわされた時に行けるところまで後ろに付くべきだった。
その勝機を見極める事ができなかったのが今回のレース展開における反省点だ。
もちろん単純に走力のアップも図らなければいけない。

優勝することはできなかったが、自分の得意としない短い距離で2位になれたことはここまでの練習の方向が間違っていないことを意味している。
今後、スピードにさらに磨きをかけ、ショートレースにもロングレースにも対応できるようになりたい。

キャマクラ氏





チャンピオンとパチリ!