第14回全日本山岳スノーシューイングレースin妙高


あるあると聞いていたが、実際この雪の量を見るとビビる。

<レース>

今年の雪の量を象徴するような雪降り。
あわや吹雪。


新サロモンアスリートのマフネさんと。

実績十分、実力者のO内さんと。


本日の距離は15kmの予定だったが、この大雪で通れない部分があるということで距離が10km強に短縮された。
ゴルフ場の地形を生かしたアップダウンが豊富なコースだ。
今日の雪質はソフト。
コースは役員さんがスノーシューでつけてくれた踏み跡だ。
しかしながらコースの両脇には膝の高さまでの新雪
そして、この降雪でコースには新しい雪が5〜10cm積もっていた。

スタート

先頭を走るとラッセルになるから辛いだろうなぁと思いながらスタート。
途中で先頭に立ってみるものの、やはり新雪ラッセルでは疲労する割にスピードが上がらない。
後ろを振り返ると10人ほどの長い大名行列ができている…。
それでも頑張って走っていると人数が3人に絞られた。
流石に先頭を引き続けるのは辛いので、2人に先に行って頂いた。

しばらく走っていると1名パスし、K島さんと2人になった。
K島さんは流石に実力者で、見える範囲で追いかけるのがやっと。
しばらくこの状態が続く。

どこで勝負がつくのだろう?
このまま行くと、きっとゴール前のスプリントになるだろう。
ずっと先頭をラッセルしてもらってスプリントになって、もし勝っても気持ちよくないだろうなぁ。
なんかずるい感じがするし、卑怯者になるのも嫌だし。

勝っても負けてもいいから先頭を引っ張ろう。
そうしないと自分に最後の勝負をする権利は無い。
そう思い、5km過ぎに先頭に立った。

先頭はやっぱりラッセルで、体力を消耗するわりに進まない。
K島さんはぴったり後ろにくっついてくる。
息づかいは聞こえない。
相当楽に走っているのだろう。
わたしはというと、だんだん疲労を感じ始める。

ずーっとこの状態が続くが、コースはシングルトラック。
勝負どころは無い。

コースがシングルトラックでなくなったときが勝負だろう。
そう思った。

結局そのままの状態でレースは進み、ゴール直前にコース幅が広がったところでスパート。

そのままの順位でゴールに飛び込んだのでした。


結果

15kmの部
総合優勝


経験が生きたレースでした。

ウェア:サロモン
HRM:SUUNTO
テーピング:ニューハレ
補給食:ショッツエナジージェル