2年越しのイベント

去年のゴールデンウィークに塩の道を通って初めて目指した日本海
大網峠で多量の残雪に阻まれた。

その年の6月、雪解けをまって再挑戦。
日本海までたどり着く事ができた。

そして今回。
塩の道東回りルートを通って日本海を目指した。
南小谷駅を出発し、まずは大峰峠越え。
そして高町越え。
さらに地蔵峠越えルートで日本海をを目指す。

ひたすら高度を上げていく。
去年挑戦したルートよりもアップダウンが激しい。
当初想定していたよりも時間がかかる。
そして、その分体力も消耗。

地蔵峠を越え、大峠を目指す。
ここで大量の残雪に遭遇。
恐る恐るなんとか切り抜けた。
大峠に到着し、下りに入ると、そこにも大量の残雪。
しかしながら去年私達の行く手を阻んだ大網峠の残雪には及ばなかった。
楽しみながら峠を下り、鳥越峠越えコースへと歩を進めた。
ここで思わぬことが。
大規模な土砂崩れで行く手が阻まれている…。
仕方なく、藪漕ぎで土砂崩れを回避して進み、鳥越峠に到着。
さらに進み、今回私が楽しみにしていた「戸土」集落へ。
「とどのつまり」の語源となった集落で、文字通り、集落へは車で一本道。
長野県で唯一日本海が望める集落だ。
今は永住者はいないものの、元の住人が管理しているそうだ。

うーん、さすがにやはり眺めがいいな。
空気が霞んでいて海は見えなかったけど、目の前に頚城山塊がどーんとそびえていて迫力があったな。

ここからは白池を目指した。

残雪を越えて進む。

白池に到着。
思ったより時間がかかってしまったな。
2時半。
2時50分糸魚川発の電車で帰ろうと思っていたが、ここから糸魚川まではまだ20kmぐらいはある…。
進むしかないな。
白池をあとにして山口関所跡へと歩を進める。
気持ちのよいトレイルを抜け、久しぶりに集落へ。
だいぶ高度を下げてきたせいか、酸素が濃く感じる。
本格的な山岳地帯が終わり、ロード区間が多くなる。
そして昨年も出会った…

ドラちゃ〜ん!!
に別れを告げ中山峠へ。
今までの峠に比べればゆるく気持ちがいいアップダウンが続く。
景色は周りに高い山が無くなり、いよいよ海が近づいていることを感じる。
そして、いよいよ海を視界に捉えるとテンションアップ!!!!
自然とペースも上がる。
最後の力を振り絞って…

ゴーーーーール!!!

所要時間 6時間30分
距離   約47km

の旅でした。

思ったより苦戦したけど最高に楽しかったなぁ。

今度は自宅から海まで行ってみようっと♪