志賀高原マウンテントレイル レースレポート

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期日 2019 年7月6日(土)

スタート時刻 9:00 距離 40km

記録 3時間58分08秒 結果 総合 4 位

天気 曇り スタート時気温13℃ ゴール時気温16℃

 

<使用ギア>

ウェア:S/LAB SENSE TANK

ショーツ:S/LAB SHORT 4

ソックス:SENSE PRO

シ ュ ー ズ : S-SAB SENSE7 SG

インソール:superfeetカスタムカーボン

ザック:S-lab sanse ultra 5 set

心拍計SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR

ニューハレ:Vテープ(腰)、ニーダッシュ(膝)

ジェル:shotz スタート前2本摂取(グリーンプラム×1本)

レース中30分おきに1本摂取(コーラ×7本、グリーンプラム×2本)

ゴール後1本摂取(コーラ×1本)

ドリンク:エレクトロライトshotz(カシス) 500mlに1袋溶かしたもの×2(スタート時)

<レースプラン> 

今年は秋の信越五岳トレイルランニングレース110kmをメインレースに据えている。そのために、一週間前に美ヶ原トレイルランニングレース80kmを走ったばかりだった。あえて翌週に40kmを走ることで、ロングレースへの適応力を高めたいという狙いがあった。今週走ったのは2日間。どこまで疲労が回復しているかがポイントだ。

自分の体がどのような反応をするのかわからないが、無理のないペースで進み、第2エイド過ぎの熟平トレイルをしっかり走り切りたいと考えていた。順位は二の次。今日できる最善の走りをしたいと考えていた。

 

<使用ギアについて>

スタート時、肌寒かったが、大きな天候の崩れがなさそうだったので、ウェアはタンクトップタイプを選択。またロングレースに適応するため、ザックを選択。500mlのソフトフラスコ2本、ジェル12個を携帯した。さらに、エレクトロライトショッツ、塩熱サプリも携帯するためにS/lab modular beltのポケットを活用した。シューズについてはグリップ力が高く、水はけのよいS-SAB SENSE7 SG を選択した。軽量で足さばきが軽快にできるのも気に入っているポイントだ。

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<レース展開>

天候は曇り。暑くなく、雨でもない、絶好のコンディションだ。そして、9時00分、ロングの部がスタートした。大瀬選手が序盤から勢いよく飛び出していった。外国人の選手がそれに続く。ゆったりとした動きで、とてもいい走りだ。自分は5番手あたりで水路沿いのシングルトラックを駆け抜け、アライタ沢を抜けて岩菅山登山道へ。近くには貝瀬選手、駒村選手がいた。先週の疲れからか、ペースは上がらないが、それほどきつくもないペースでこの位置。体調は思ったよりいいようだ。ノッキリに着くと、稜線上に出た。そこから寺子屋峰までは小刻みなアップダウンが続く。いつものことだが、ところどころぬかるんでいる。下り坂も無理せずに安全第一を心掛けながら走った。

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5番手で第1セクションの14kmを終え、第1エイドへ。前方には貝瀬選手、駒村選手が見える。心配した体調も悪くない。まだまだいけそう。1リットル携帯していたドリンクだったが、500mlも飲んでいなかった。ハイドレーションへの水の補給はせず、バナナを一切れいただく。ここから再び登りセクション。無理せず、走れるところは走り、急坂は歩く。貝瀬選手、駒村選手が見える位置で焼額山山頂へ。しかしながら、後ろから来た高村選手に追い付かれ、6番手で下りセクションへ。

焼額山の山頂からはひたすら砂利道を下って行く。重力に身を任せて落下することを心掛けた。足が後ろに流れないように、イメージはコサックダンス。この間に高村選手より先行し、駒村選手をかわし、貝瀬選手に追い付いた。そして第2エイドに到着。ここからゴールまでの距離と時間を考え、ハイドレーションに水を満タンに補給。コーラを一杯とバナナ一切れをいただく。

第2エイドを後にし、流れに身を任せて貝瀬選手と二人で3~4kmほどロードを下ってゆく。

熟平トレイルに入ると、川沿いを上ったり、下ったりのアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げてゴールを目指す。貝瀬選手に余力がありそうだったので、先に行ってもらう。自分も上り坂は歩かないことを心掛け、下り坂はリズムに乗っていいペースで走ることができた。後ろからの追い上げも怖かったが、今日のベストの走りをすることだけを心掛けた。すると、ラスト5kmあたりで、先行していた外国人選手が見えた。追い付けるかもしれない、追い付きたいと思ったが、結局差を詰めることはできず、4位でフィニッシュした。

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<考察> 

最初の10kmより最後の10km。熟平トレイルを軽快なペースで走る自分をイメージしながら終始レースを進めた。最後の10kmをしっかり走るために、今のペースは適正なのかを意識しながら走っていた。先週の疲労からか、爆発的なスピードは出なかったものの、ペースが落ちることもなかった。なるべく外力を使い、流れに身を任せた。先週走ったのが80km。今回が40km。距離は半分だ。そう考えると、精神的にも楽だった。

ジェルを30分に1本の間隔で摂取したことでエネルギー関連のトラブルはなかった。なんとなく辛く感じる場面ではカフェイン入りのshotzグリーンプラムフレーバーを摂ったことで目が覚め、頭がスッキリした。

ロングレースへの適応を考えてザックタイプを選択し、スタート時からドリンク1Lを携帯したが、この重さにも慣れてきた。いざという時のために、必要なものはしっかり持っていくようにしたい。

今回はスタート3時間前に朝食を済ませた。その後は何も食べず、スタート前にジェル1本を補給した。昨年はエネルギー不足を心配して朝食後に食べたパンが胃の不調につながっていたが、今回は胃のトラブル無く走ることができた。

今年も5月から毎週末で高社山を中心に、2時間~2時間半程度のトレイルランニングでトレーニングをしてきている。このことでトレイルに適した足づくりと長距離を走るための素地ができてきているのではないかと思う。今後も続けていきたい。

   <SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR>

レース中はナビゲーション機能を活用。コースのアップダウンやどこを走っているか一目瞭然だから、ペース管理に大いに役立った。

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<リザルト>

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