文化の日

やばい。

これほど興奮したのは久しぶり。


県中駅伝

本日は「長野県中学校駅伝」を見に松本まで行ってきた。

目的は2つ。


①松川中学校

①飯山第2中学校


少しだけだが、私が関わった中学生が走るということで、以前から楽しみにしていた。

結果的には男子は松川中が優勝。

女子は松川中が4位、飯山第2中が7位という好成績だった。

松川中の優勝

今年はいいとは聞いていたが、松川中が本当に優勝するとは思っていなかった。

めったにできないいい思いをさせてもらった。

今年は力があると聞いていたので、どこまで行くのか正直楽しみで仕方なかった。

女子の好記録も少なからず彼らにいい影響を与えたことは間違いない。

レース展開

1区でトップと30秒以内につけるいい滑り出し。

2区で順位を上げ、3区でトップに立つ展開。

そこからはトップを走り続けた。

ライバル校に先行したことで、精神的にも優位に立っただろう。

ライバル校は追いかける展開になったのでどうしても焦りが出てくる。

自分でも経験があるのだが、駅伝において追う立場はどうしても始めから「突っ込む」傾向にある。

その結果、後半バテる、伸びないということが多い。

駅伝の特性というか、分かっていてもやってしまうことである。


その点で松川中は完璧。


前半は余裕を持って入り、ラスト1kmでペースを上げる走りで後続との差を広げる理想的な展開になった。

選手の調整もうまく行ったようだし、オーダーも良かったようだ。

おまじない

↑鼻を広げるテープ(ブリーズライト)

酸素の摂取量をアップするという効果が望める。

今回何人かの選手がこれを使用していた。

私もレースでよく使用することがある。

これを使うことで

「よし、行くぞ!」

っていう気持ちになれる。


このほかに「チタンテープ」をよく使う。

「気休めだ」

という人もいるが、


「気が休まればそれでいい」


と思っている。

レースの日はただでさえ気が張っているもの。

その気が休まるのだから、十分な効果であると思う。


私にとってはそれらのテープ類を使うことは

『戦いに向かう儀式』

になっている。


ちょっとおもしろい話

あのスエツグの話。

短距離で速くなるポイントは、「感覚」だそうだ。

今までに3回その「感覚」があったそうだ。


1回目は小学校のとき。

「蹴り上げる」

感覚を身につけた。


2回目は高校のとき。

「地面を噛む」

感覚を身につけた。


3回目はトップアスリートになってから。

『オレが地球を回している』

感覚だったそうだ・・・。


オレも地球を回してみたい。


※今日一緒だった先生から聞いた話。


今日の最後に

話を戻すが、松川中で特筆すべきは陸上部が1人だけだったこと。

あとは、バスケ部2人、サッカー部3人。

完全にダークホース。

そのメンバーで、練習を共にし、仲間意識を持ち、高いモチベーションで今回の大会に臨んできたこと、結果を残したことは大きな意味があると思う。

厚くなった層の中でサポートにまわった選手も含め、みんなの力で勝った。

これが団体戦のおもしろいところ。


サッカーだから、バスケだからとか、スキーだからとか、野球だからとか。

そんなことは関係なくて、一緒に汗を流した仲間でたすきをつなぐってこと。


うまく言葉で表現できないけど、そんな「枠」はとっぱらっていい汗かこうぜ!!


↓大会結果はこちら
http://nagano-rk.com/result/#result