一つの決断

4年間の大学生活を終えたとき、一線での競技はこれで終りだと思った。出来ることならいつまでも大好きなスキーでオリンピックやワールドカップを目指したかった。しかし、私は働きながら「出来る範囲で」スキーをする道を選んだ。私の大学4年間はこれ以上無いって言うくらい練習した。それでも目指していた所には手が届かなかった。この先、企業やスポンサーなどつかない。一生懸命やったからといって成績がでる保証はどこにもない。その様な状況で競技を続けるよりは、社会に出たいと思った。今の形でのスキーとの関わり方も悪くない。