合格発表

urakov2006-03-20


学校に行くと、見たことのない生徒がいっぱいいました。

あっ!そっか。今日は合格発表だ。

たまたまその瞬間を見ることができました。

受験生たち、嬉しそうでしたね。

心配してたんだろうな。


私が関わってきた受験生たちはどうだっただろう?

ちょっと気になりますね。






全日本選手権の話


大会から一夜明けて、興奮が冷めない。

ひとついえるのは最高の大会だったってこと。





自分たちで考えて、

自分たちで準備して、

自分たちで真剣勝負して、

自分たちで片付けて、

自分たちのための慰労会。




うーん、


やっぱ最高です。




ちょっと振り返ってみますか。


準備1


エントリーからがんばりましたよ。


ここ最近は参加者がなかなか増えない大会。


今年は一人でも多くの人に参加してほしいっ!


ということで、片っ端から声をかけました。



その結果、コンバインドチームやTo-Ruのほか、何人かのクロカン選手、往年のクロカン選手たちが参加してくれました。ありがたいことです。



準備2


おかげさまで参加者がいい感じで集まってきました。


しかし新たな問題が浮上。


道具が足りない・・・。


みんなもこのことを一番心配してました。


やってみたいけど道具がないから出られない。なんてことにならないよう、「俺たちでなんとかするから!!」って言っておきました。


クラブ所有の弓はいくつかあったけど、長年使っていなかったので、ストリングがなかったり、サイトが壊れていたりと、すぐには使えない状態。


そこで、Murakami師匠のアーチェリー場へそれらを整備に行きました(私は仕事でいけませんでしたが。)


また、最近競技から離れているクラブ員に貸し出している弓、矢を回収しました。


ばらばらに保管してあった矢もそろえました。



そんなこんなでようやく9セットほどの道具が完成。


準備3


ここまで準備しても更なる問題が。


ハーネス(アーチェリーを背負うためのパーツ)が足りない。


「やってみたいのに道具がないから参加できない」なんてことにならないよう、なんとか考えた。


熟考の結果、弓を射場に置いておくという特別ルールを提案。


とにかくみんなに参加して、大会を盛り上げて欲しい。


この一心だった。


この競技の普及のためには、ローカルルールを定めてでも大勢の人に参加してもらうことが一番大事。


最終的に、ハーネスがない選手は弓と同程度の重さのリュックサックを背負って滑るというナイスアイディアで落ち着きました。



準備4


これで参加者のめども立った。


後は会場のレイアウト。


スタッフが少ないし、アルバイトを雇うお金もないので選手自ら会場準備。



悪天候の中、的の設置、防矢ネットの設置、コースネットの設置、ペナルティーコースづくり、etc。


大会前日にして、寒い中ガッツで準備しました。




広報


この競技を普及させるためには、人目につかないとダメ。


今回はテレビの撮影を伴いました。



今回は関西のテレビと地元のケーブルテレビが来てくれました。


いろんな人に見てもらってナンボ。


注目してください。できることはなんでもやります。



大会


大会当日も他の選手の道具の面倒をみました。


みんな初めてだからルールを含め、何をしたらいいかわからないのが当たり前。


この競技の経験があるのは我々ぐらいですから。



真剣勝負


大会が始まれば当然本気モード。


熱戦が繰り広げられました。




そして撤収


競技終了後、直ちに会場の片付け。


みんなが手伝ってくれたのでありがたかった。


最後は雪が吹き付けたが、勢いで、ガッツで、ノリで片付けました。



このために滑った。射った。


がんばった後はもちろんみんなで打ち上げ。


がんばった分だけ打ち上げも楽しい。


みんなが参加してくれたから盛り上がった。


そして楽しい時間は過ぎるのが早い。


こんなに楽しい時間は久しぶりだった。


いや、初めてかもしれない。




絶対またやってやります。

これを機にどんどん盛り上がってくれるといいな。



※明日は新聞の取材です。