幻の1位

urakov2006-09-10


いやー、おしかった。

飯水チームはアンカーにわたった時点で2位に約2〜3分の差をつけていたそうです。

しかし、ラスト700mのところでアンカーが脱水症状でダウン。

チームは棄権となりました。


そういうわたしも

暑いなーと思いながらもトップと10秒差ぐらいの2位でたすきを受け取り、スタート。

3km過ぎでトップに追いつくが、なかなか引き離せない。

登りでは無理をせず、我慢の走り。

暑さからか、ペースが上がらず、苦しんだ。

2箇所で給水。


野沢温泉村に入ってからあまり余裕がなかったが、少しペースを上げる。

ここからゴールまでがだらだらした登り。

これがどれだけ長く感じたことか。


後ろから他のチームも追いついてきて3チームでの混戦。


のこり400mから予定通りスパート。

誰もついてこなかったので無理をしてなんとかトップでたすきを渡す。


これがいけなかった。


ゴール後倒れこみ、動けない。


ホースで水をかけてもらった。

そして水をがぶ飲み。


水ばかりを取ると血液が薄くなるので、急遽近くの食堂から塩をいただいてきてなめる。


しばらくしてなんとか起き上ったが、動けない。


意識はあるが、しゃべるのがつらい。

立てない。

歩けない。


あまり気が進まなかったが、救急車で病院へ。


CT、心電図、血液検査、胸部レントゲンなどを撮り、点滴をして休む。

3時間ほどいただろうか。

なんとか回復してきた。


点滴が終わり、無事退院。

そのあとはソフトドリンクをがぶ飲み。


遅めの昼食をとり、昼寝をしてやっとよくなってきた。


そして無事、車を運転して駒ヶ根に到着。

それにしても

何人も救急車で運ばれる大変な大会になってしまった。

本当に暑かった。

体調が悪いと熱中症になりやすいようだ。

今回は体調が悪かったわけではないのに、なぜあのようなことになってしまったのか、自分でも不思議だ。

原因を挙げるとすれば、ラストスパートで無理がかかったような気がする。


駅伝の恐ろしさ。

自分がなんとかしなければという思いから無理をしてしまう。


私らしい失敗だった。