最後の1枚

urakov2006-10-21


今までに何度もこういう状況を味わってきたような気がします。

しかし、よく考えてみると同じような状況は1回だけだと思います。

高校3年の飯山インターハイ

リレーの選手を決めたときのことです。

最後の1人を争って私ともう一人で1対1のタイムレース。

ほんの数秒差で敗れ、インターハイに出場することはできませんでした。


きっとそのときのインパクトが相当強かったのでしょう。

今の状況

上伊那チームのオーダーがほぼ決まりました。

しかし、最後の1人がまだ決まっていないのです。

私ともう一人の選手の選考会のタイムが似通っていて決めかねているとのことです。

そこで、

再来週、2人だけで10kmのタイムトライアルを行い、最後の1人を決定することになりました。


ここまでの道のり

実はいろんなことがありました。

4月に駒ヶ根に来るときに、上伊那チームのレベルが高くて私の力では選手になれないだろうと思っていました。

飯水チームからの誘いもあったので、上伊那で選手になれなかったら飯水で走れるものだと思っていました。

監督同士でも話がついていると聞いていたので安心して走っていました。

しかし・・・

先週の最終選考会が終わった時点で、上伊那チームの補欠になりました。


補欠になって縦断駅伝を走れないくらいなら飯水で走らせてほしいと頼みましたが答えはNO。


私たちの感覚では補欠は選手ではないような感覚でいました。

しかし、後から考えれば、上伊那で補欠になるということは、選手に選ばれたようなものです。

補欠にも入れずに涙を飲んだ選手もいるのです。


実際問題として駒ヶ根市に住んでいる以上、こちらの監督さんがいいといわない限り飯水で出場することはできません。

私もがっかりしましたが、飯水チームのみんなのほうががっくりきているに違いありません。


どう考えればいいのか

上伊那の選手選考会に出なければすんなり飯水チームで走れたかもしれません。

しかし、そうだとしたら、今シーズンのここまでのレベルアップはなかったといっていいでしょう。

長野県で1番強いチームで自分の力を試したい。

そう考えるのが私にとって自然なことだし、上伊那に来た以上、自分の力を引き上げるまたとないチャンスでした。

チャンス

こうなったら上伊那で選手になるしかありません。

そうすることしかみんなが納得する道はないような気がします。

10kmのタイムレースは最後に前に出ればいいレースです。

勝ちに行きます。



途中の写真:本日講演会に行ったコニカミノルタ酒井監督の講演会をメモしてみました。
      演題『駅伝に向けてのチームづくり』

おしらせ

コラム的なものが長くなりました。

本日の練習内容は昨日の分に更新しておきました。