八ヶ岳クロスカントリー









5km一般男子 

18分25秒 2位

展開


スタートは2列目。

目の前の選手を肘でかき分けて前へ。

コースが狭いので位置取りが重要。スタートダッシュが決まる。


陸上競技場からスキー場ゲレンデへ出ると400mほどの上りひたすら。

コース最高地点まで一気に登るとアスファルトの下り。ここが一番怖い。スピードの制御大変。

ゲレンデを一気に下るとウッドチップ&砂利道のクロカンコースへ。

適度なアップダウンとくねくねを繰り返すコース。

斜面の変化に合わせてリズミカルに歩幅を合わせる。

カーブに合わせて体を倒す。重心移動スムーズ。

何人か前の選手を抜き、気づけば2位。


同じコースをもう1周。

2周目はゲレンデ1つ分を一気に駆け上がる。

後続はじわじわと離れた。

前との差は縮まらない。

あきらめずに体を動かして林道で若干差を詰めるものの、トップから20秒ほど送れてゴール。


ゴール後

トップの選手と握手。

わたし「ありがとうございました。5000m15分台ですか?」
 1位の人「いちおう14分50秒なんですけど…。」



 しつれいしますた。


レース後は自然と会話が弾みます。

神奈川から出場されたとのこと。

「1度クロカンというレースを走ってみたかった。」のだそうで、「きつかった。」とおっしゃっていました。

神奈川にはこういう大会がないのだそうです。

そう考えると山国育ちは恵まれていますね。

それにしても彼のベストタイムが14分50秒。

先日の私の5000mのタイムが16分50秒ですから今回の約20秒差は走り方(テクニック)の賜物であると考えられます。

トラックレースに比べると重心移動やリズミカルな歩幅の調整など、テクニカルな部分がずいぶんありました。

前日の森でのトレランが意外と功を奏したのではないでしょうか。


クロカンコースでクロカンスキーヤーが力を発揮するのは必然であると感じました。

去年のスノーハープでゆきんこが活躍したのがうなずけますね。


また、トレラン界でクロカンスキーヤーが通用するのも単に馬力があるだけでなく、重心移動などの感覚が優れているからではないでしょうか。


表彰

賞状1枚貰いました。

できればメダルが欲しかったです。