新城トレイルレースレポートコラム〜エネルギー補給について〜

urakov2009-04-02

 
 ハンガーノック
 それを防ぐためにどのように補給すべきか。
 体内に蓄えられるグリコーゲンの量には限界がある。
 2時間以上にわたるレースにおいては体内のグリコーゲンが枯渇する。
 レース中に体内にエネルギーを補給することがポイントとなる。
 しかしながら摂取したものがエネルギーに変わるには時間がかかる。
 その時間が短いのがパワージェルやカーボショッツなどのジェルだ。
 1本で100Kcal以上を摂取することができる。
 
 今回はゴールタイムを4時間〜5時間と予想。
 レース中、1時間おきに摂るつもりでパワージェルを4本携帯した。
 さらにパワーバー1本、ソイジョイ1つを予備に持参。
 
 レース中は1時間おきに補給するものの、最終的にはふらふらになってしまったのはご存知のとおり。

 では、その原因は何か―

 
 それは摂取のタイミングではないかと思われる。
 トライアスロンの選手はスタート後、2時間まではエネルギー補給なしで走るそうだ。
 そこまでは体内に蓄えられたグリコーゲンで足りるのだそう。
 2時間以降は30分おきにジェル1本ずつ補給する。
 その方法で走った選手はゴール後も元気に見えた。
 
 
 今回のような実戦経験を積み、自分のスタイルを見出していく事が必要。
 経験値をたくさん獲得してレベルアップしないとね!