信州戸隠トレイルランレースレポート

今回の目当ては自分の力を試すこと。メンバーを見て優勝しなければならないと思った。

○スタート
朝七時に戸隠スキー場をスタート!
今日の目的は最後まで自分のペースでレースすること。
後半の山2つののぼりに備え、余力を残したレース展開を心がける。

はじめから飛び出すことはせず、トップの選手をマークしつつ、レースを進める。
飯縄山の登山道からは戸隠連峰北アルプスなどが見渡せるエクセレントビュー。
思わず雄たけびを上げる。
実は富士山も見えたのだとか。見落として残念。

飯綱山の分岐からは岩場のある長い下り。
ここで自然と先頭に立っていた。
落ち葉トレイルに隠された石につまずき、きれいなヘッドスライディングを決めながらも顔は笑顔。
怪我さえしなければこういうのも楽しい。

一の鳥居登山道を一気に下ると約12km地点。ここから戸隠中心部まで気持ちのよい落ち葉ふかふかトレイルが続き、いい感じで走れる。
ひたすら走っていくと、宝光社の階段にさしあたる。
この階段は全部で274段。一気に駆け上る。
そこから中社のあたりを経て鏡池へ。
静かな湖面に戸隠山どーん!!大迫力の絶景でした。
感動を胸に、歩を進める。
キャンプ場につくと第3エイド。
そこからは牧場を経て黒姫山の登山道を目指す。
中途半端に走れてしまう砂利道に苦しみながらも走る。
トップを走っているとコースの表示を見落としてしまいがち。
細心の注意を払ってきょろきょろしながら進むも、矢印の間隔が長く、心配になるところもある。
黒姫山の中腹を経て下山。
再び戸隠のキャンプ場へ向かう。
この区間は川を横切るところが何箇所かあり、靴はびちょびちょ。小さなアドベンチャーを体験した。
再び牧場のエイドで補給するとあとはもう一山越えてゴールを目指すのみ。
ここを上るために余力を残していた。
キャンプ場から県道をわたる。
このあたりからなんだかおかしなことに…。
5kmのコースの選手と対面通行になる。ひたすらに上り続けるものの、看板の表示は5kmと一緒になり、コースが不明確に…。
「どっちですか!?」役員さんに聞きながら歩を進める。
そのすべてに従い、進んできた。

おかしい。
そんなはずは無い。
ゴールが早すぎる。
ゴールゲートの手前で立ち止まり、アナウンサーさんと話す。
「コース違うと思うんですけど…。」
「こっちにはコースミスの情報は入ってないですけど、わからないです。」
でも役員さんの指示にはすべて従ってきたのでこれ以上どうしようもない。
ゴールテープを切る。