氷上トライアスロンレポート3(最終章)

<スケート>

ランニングシューズからスケート靴への履き替え。
落ち着いて履き替えるえるつもりが、ちょっとばたばたしてしまった…。
このままいければ大会記録が出そうな予感。

スケートは練習でいい感覚をつかんできた。
大会スタッフさんのインタビューに対して「大会記録を出したい」と宣言。自信を持って滑り始める。

一人でスケートリンクを滑ること3〜4周。
2位の選手が来た。
が、スケートで負けることはなさそうだ。

いつの間にか何人かの選手が滑っている。
中にはスケートがうまい選手もいるが、私の技術も去年より上がっているためか今年はあまり抜かれない。
さらに私とは5周以上の差がついているはずだ。

残り10周ほどになったとき、呼吸に余裕があったのでペースを上げようとするが、脚は疲れていた。
何度かバランスを崩し、転びそうになるがなんとか踏ん張り、着々と周回を重ねた。

そして迎えた25週目。
2位の選手を5分弱引き離して歓喜のゴール!

総合タイムは1時間34分57秒。
去年の自分のタイムが1時間42分02秒だったので約7分の短縮に成功。

スケートのタイムは23分0秒。
去年の25分44秒に比べて2分44秒の短縮。


<考察>
クロスカントリースキーで培ったスキー操作がスラロームで生き、スケーティングの技術がスケートで生きた。昨季トレイルランや駅伝で培った走力を冬期にも維持することでランニングの好記録にもつながった。
また、スキーアーチェリーで培ったシューティングまでの動作の応用がトランジットの動作の時間短縮につながったと考えられる。
今までやってきたことが総合的にかみ合った今回の優勝だった。
この冬はこれからも走れる体を維持しつつ、これからはスキーアーチェリーやスノーシューに挑戦していく。