長野マラソン

第17回長野マラソン

結果 2時間43分48秒(96位)

いつもの年は冬場、クロスカントリースキーがトレーニングの中心だが、今年はランニングをメインにトレーニングをしてきた。
30km走や5kmタイムトライアル×2回を織り交ぜ、トレーニングも順調にこなしてきているように見えた。
しかしながら、体の動きを確認するために行った大会4日前の最終刺激で、左坐骨結節に痛みを覚え、翌日はキロ6分のランニングが精いっぱいという状態になってしまった。
大会2日前から全く走らず、恐る恐る当日を迎えた。
ウォーミングアップ中に痛みを感じたが、もう行くしかない。
開き直ってスタートラインに立った。
<レース>
今回の目標は自己ベスト2時間38分30秒の更新だ。
1kmあたり3分45秒で刻めばほぼこのタイムになると計算した。
心拍計で1kmあたりの平均ペースを確認しながらペースコントロールして走った。
もう少しスピードを出したい場面も我慢した。

しかしながら、思いもよらないことが。
中間点に差し掛かった時、時計を見ると1時間20分をすでにオーバーしていたのだ。
心拍計だけに頼って走っていたのだが、よく考えてみると、おそらく距離表示以上に走っているために、心拍計が示すスピードで走っていても、実際のタイムはそれに及んでいなかったのだ。

そこからわずかにペースアップするも、時すでに遅し。
レース後半で疲労した体で前半より速く走れるわけもなく、ペースの落ちを最小限にするので精いっぱい。

終わってみれば自己ベストから5分以上遅れてのフィニッシュとなってしまった。

<考察>
失敗の原因は心拍計に頼りすぎたことではなく、イーブンペースを刻もうとしていたことに無理があったのではないかと思う。
長野のコースでは、よほど余裕がない限り後半上げることは難しいと思う。
計算しすぎずに、思い切って入り、ペースの落ちを最小限にとどめるような走りが記録更新のカギではないかと感じた。

<補給>
スタート1時間前にベスパ1本
スタート30分前に1ショッツ
レース中10km、20km、30km、35kmで各1ショッツ

エネルギー補給はうまくいって、エネルギー切れを起こすことなく、走りきることができた。