対話

urakov2005-11-15

「死ぬ気で走ろうと思っている奴はすでに死んでいる。」


死ぬ気で走れ。

という言葉をたまに耳にします。

しかし

そこまで追い込んだレースは後半にツケがまわってきます。


ペースを落とさないように苦しんでもがいてゴール。

こういうレースはもう1度同じように走れと言われてもできないだろうし、

私の理想ではない。


では、どのように走るべきか?


目標タイムを設定し、

練習の中で自分を知り、

無理のないペース配分をする。

最後に、もがけばいい。

呼吸と体

諏訪湖ラソンで感じたこと。

先日の最終選考会でもそうだった。


レース中に呼吸が苦しくなってくる。


「もうだめか」


と思った。


が、ふと体の声に耳を傾けると、


「まだいけるよ。」


って言っている。


呼吸よ、根性出せ。


苦しい呼吸を動く体でグイグイ引っ張りました。

酸素を供給できるぎりぎりのライン。


結果は良かったわけですが、大会前に練習量が減ってしまった分、

どうしても呼吸が苦しくなった。

が、練習量が落ちたおかげで体はフレッシュになった。


このように

「もうだめだ」

って思う前に、いま自分は

呼吸が苦しいのか、体が動かないのか?



呼吸は苦しくても体はまだいけるんじゃないか?


体が動くのならもう少しあげてみよう。



縦断駅伝はアップダウンのあるコースが多い。

必ずしも距離を頼りにできるとは限らない。


タイムがあてにならない場合は、体と対話することが大切ではないか。 


最終練習

 

恒例の夜練習。

4日後に迫った長野県縦断駅伝に疲れを残さぬよう少なめのスピード練習。


しっかし寒かった

手袋をしても手がかじかむ。

体と対話してみたが、


「今日は動かねーよ」


と言ってました。


寒さもあるし、2日前の最終選考会の疲労が残ってたようです。


ピリッと体を動かす練習はこれでおしまい。

あと3日はほとんど走らず、パワーを蓄えます。


Photo By JUN