OSJ志賀高原トレイル50K(2)

スタート


P/sho fujimaki

朝6時、高天ヶ原のスキー場をスタート。350人余りのランナーの挑戦が始まった。
思いのほか全体のペースは遅い。これが50kmのペースか。
とはいえ、予定通り、自分のペースで走ってみる。
ヤマムロとわたしが先頭を引っ張る形に。
その後、ヤマムロから道を譲り受け、いつの間にか先頭に・・・。
ペースを落とすと逆にブレーキになってしまいそうで、そのまま走っていった。
先頭は気持ち良いけど、後続がついてこないことと、くまが出たらどうしようと思うとちょっと怖かった。
でもまだまだ序盤。後続が必ず追いついてくるはず。

P/sho fujimaki


後ろから気配を感じる。集団が追いついてきた。後ろからややあおられる形に。
先頭を走っていた私は木の橋でつるっと足をすくわれた。
その姿、まるで風雲たけし城
ちょうどよかった。これで先頭を譲る事ができた。後はついていくだけ。


焼額山

序盤の下りトレイルを終えると焼額のスキー場まではしばらくロード。
ここで先頭集団が形成される。7〜8名だろうか。
チームメイトのトオルも確認。
ゲレンデに入ると集団がバラける。走ったり歩いたり。
歩きと走りは使う筋肉が違うので、後で必ず来るであろう歩き区間のために走れるところは小刻みに走る。
歩きも走りも小刻みに、接地時間を短くすることを心がけた。
先週焼額山頂に近づく頃、先頭集団は3人に。わたし、トオル、Y山さん。
後ろからM本君が近づいて来ていた。やはり来たか。
ゲレンデ、登山道をパァーっと下る。先頭はトオル
「下りは苦手」と話していたが、見事な下りっぷりだった。

P/sho fujimaki
下り終える頃、見覚えのあるゲレンデに出た。
毎年スキー大会が行われる思い出の場所だ。
ここから再びスタート地点(第1関門)に戻るまではロード区間。3人で進む。
レース前は10位前後で通過したいと思っていた第1関門をトップ通過。
この展開は自分でも全く予想していなかった。
体には余裕があるが、後続も離れていないはず。山の中ですぐに追いついてくるだろう。
チームメイトのトオルと共に先頭集団を形成していることが嬉しかった。