OSJ志賀高原トレイル50k(3)





高天ヶ原(第1関門)〜横手山






第1関門〜寺子屋峰まではゲレンデを直登。下から上まで良く見える。
後ろから選手達が続いているのが良く分かった。
ここでM本君が追いついてきた。やはり来たか。
4人で先頭集団を形成。
ゲレンデを終えるとそこからはトレイルが続く。
去年のレース(志賀野反トレイルレース)で走っている気がする。見覚えがある。
M本君、Y山さんに先に行ってもらうが、走ったり歩いたり。決して無理はしない。
まだ体には余裕がある。欲張らずに付いていく。
去年はビビッて腰が引けていた下りも二人に離されることなく下って行けた。
前日までの雨の影響でぬかるんだ路面だったが、今回チョイスしたSPEED CROSSは抜群のグリップ力を発揮。
安定感も申し分ない。
前の2人はランニングシューズ。2人とも結構スリップ気味だった。
赤石山ではSHOがベスポジで写真撮影。
コバルトブルーの大沼池を眼下に見ながら2位で通過。
後続の状況は良く分からないが、この2人についていくしかない。
少し行くと、M本君とY山さんの差が開き始める。
どちらに付こうか迷う。体にはまだ余裕があったが、無理せず目の前のY山さんと共に進む。
横手山に入る手前でM本君が見えなくなってしまった。
横手山の山頂までの登り区間で稼ぎたかったのでY山さんの前に出る。
少し差が開いたものの、ここからがきつい。
山頂まではゲレンデの突き上げ。高社山登山マラソンのお助け峠なみの斜度(約40度)だ。
山頂からはたくさんの人が声援を送っていた。
Y山さんがさほど離れていないのだなと思い、後ろを見ると見覚えのあるオレンジのウェアーの選手が。
タクヤさんか。いや、ヤマムロだ。
やはり来たか。この男の根性、ただ事ではない。