第13回全日本山岳スノーシューイング・レースin妙高 レースポート

日時:2011年2月13日
場所:新潟県妙高市池の平温泉周辺
出場種目:男子15km
出場人数:38人
スタート時刻:9時
天候:雪のち晴れ
スタート時気温:−3℃
結果:3位(日本人1位)


<レースレポート>
 この大会に出場するのは2年ぶり2回目。前回は初めてのスノーシューレースだったが、3位に入賞することのできた思い出の大会だ。
 今年は海外から米国2名、カナダ2名、フランス3名、計7名の海外選手が招待され、国際的なレースとなった。
 レースは序盤から米国選手が飛び出す展開。それをカナダ選手を含むわたしとチーム名との小出が追う。しかしながら、ふかふかの新雪は想像以上に足に過度の疲労をもたらした。わたしは無理して先頭を追わない判断をした。それは小出も同じだった。カナダ選手は米国選手に追いつき、先頭の2選手から少し離れてわたしと小出が並走する展開となった。折り返し地点で先頭の2人の海外選手の姿が見えるものの、我々よりストライドが大きく、走りが力強いのが分かった。
 5km手前の上りでわたしが小出の前に出て、徐々に差がつき始めた。わたしは単独3位となり、前の選手を追うというよりは自分のペースで走ることになった。コース状況を見ながら、なるべく前の選手の踏み後を走ろうとするものの、前の選手の歩幅が大きく、なかなか合わせられない。小刻みにアップダウンを繰り返すコース中で、気を抜けば知らず知らずのうちに自分のペースが落ちてしまう。集中力を切らさないように、攻めの走りを心がける。一生懸命に走っているつもりだが、なかなかゴールまでの距離が縮まらない。気がつけば天気は晴れ。一面の銀世界にふかふかの雪の上を駆けていくのは気持ちがいい。はずだが、レースとなるとそうもいかない。やっとゴールが見える頃、ちらりと振り返ると後ろの選手がいつの間にか迫っていた。ここからギアを切り替え、一気にゴール。

日本人1位になったものの、海外の2人の選手とは9分ほどの差がついた。後でカナダ選手に話を聞いたところ、夏はマラソンにも取り組んでおり、ベストは2時間29分台だとのこと。スノーシューにも単純な走力が必要だということを改めて感じさせられた。

3位の商品でGETしたスノーシューはK倉氏に託しました。
第2戦、第3戦こそは実力を爆発させてください!!