白馬五竜とおみクロスカントリースキー大会 

高校・一般男子の部6km
優勝


待ちに待った今シーズンの初戦。
今シーズンはは自分にとってビッグレースはなく、目標を見失いかけた。
しかし、自分がスキーをする意味を改めて考えると、大きな大会を目標にすることばかりが大切なのではなく、自分が大会に出て精いっぱい走ることで子供たちにいい刺激になることもとても意味のあることだと思う。
そういう意味でも気合の入る大会だった。

レース展開

スタートラインに並んだのは元オリンピック選手、現役選手、トレイルランニング界のトップランナー、地元のコーチなどバラエティーに富んだ顔ぶれ。
この中で滑れるだけでもワクワクしてくる。

スタートフラッグが上がると、この集団が一斉にスタート。
4番手あたりにつける。
スタートダッシュで先頭を奪ったのは元オリンピック選手のA上選手。流石。
下りに入る前に現役のO森選手が先頭に立ち、自分はそれに着いて、2位を走る形になった。
下りに入ると自分のスキーが滑っているのがわかった。
自然と先頭に立ち、コース最低地点からの上り坂へ。
自分が集団を引っ張ってはいけないと思い、2人に先に行ってもらい、3番手に下がった。
この時点で先頭集団は私を含めた3人。
4位とは差がつき始めていた。
2kmを過ぎたあたりでO森選手が先頭に立ち、再び自分が追走する形に。
しかしながらさほどペースは速くない。
ここから2周目の下りに入るまでは登りと平地が続き、休むところ無いセクションだ。
スピードを落とさずにここを滑ることがポイントとなると考えていた。
しかしながら、先頭のペースが上がらず、楽についていくことができた。
自分のスキーが滑っていることと、体力的に余裕があったので、2周目の長い下りに入る前に1回目のアタック。
ここでアドバンテージをとれると直感したからだ。
自分の思惑通り、長い下りを終える頃には2位との差がつき始めていた。
そこからはもう自分を追い込むだけ。
もし追いつかれてももう1度アタックできる力を残しつつ、いいペースで滑ってゆく。
先週何度も練習したアタックポイントを迎え、全力で駆け上がる。
もうゴールまでのイメージはできている。
2位との差を確認すると、結構差がついていた。
ゴールまでのストレートでは子供たちが大きな声援を送ってくれた。
こんなにうれしいことは無い。
この声援が間違いなく大きな力となった。
そしてそのままゴール!


自分のレースの後はしっかり子ども達を応援したのでした。

熱く熱い1日になった。

リザルト


山梨県クロスカントリースキー選手権10連覇
トレイルランニングトップランナーのO川選手と^−^